床材
床材はマクセラムPLを使用しています。
マクセラムPLは、京都大学木質科学研究所と共同で開発した新しい屋外用木材です。
ラジアータパインを薄くむいた単板を、特殊な樹脂で処理し、しっかり積層接着することによってできる、「腐りにくい、白アリに食べられにくい、変形しにくい安全で無公害なエンジニアリングウッド」です。表面がなめらかでささくれにくく、赤ちゃんのやわらかい手やペットにもやさしい木材です。約 20年以上の耐久性があります。
ささくれは、ほとんどありません
構造材
(根太、大引、束柱、ささら桁、いずれも構造材)
国内の木製ジェットコースターに使われている保存処理木材は越井木材工業が供給しています。
木製ジェットコースターで使用された保存処理木材は、サザンイエローパインという木材に、腐れ、白アリを防ぐ薬剤を圧力をかけて木の芯までしっかりと浸透させた木材です。植林した木を用い、環境に配慮しています。人体に無害です。
10年保証
簡単なお手入れで、10年間防腐・防蟻保証します。
ささくれにくく、安心です。
マクセラムデッキと他デッキ材との比較表
イペ | レッドシダー | ウリン | セランガンバツ | 樹脂木 | マクセラム | |||
生産地 | 中南米材
マレーシア |
北米材
カナダ・アメリカ |
南洋材
インドネシア |
南洋材
マレーシア、インドネシア |
日本
|
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科名 | ノウゼンカズラ科 | ヒノキ科 | クスノキ科 | フタバガキ科 | マツ科 | |||
気乾比重 | 0.91~1.12
非常に重い |
0.39
軽め |
0.83~1.14
非常に重い |
0.94
非常に重い |
混入されている樹脂比率により重さは異なる | 0.65
重くない |
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平均
収縮率 |
接線方向 (%) | 0.27~0.32 | 0.16~ | 0.39~ | 0.39~ | 0.25 | ||
半径方向 (%) | 0.22~ | 0.08~ | 0.22~ | 0.22~ | 0.1 | |||
収縮性の特徴 | 幅方向で寸法変化しやすい | 収縮は少ない | 幅方向で収縮しやすいが比較的寸法変化に関しては安定している | 幅方向で収縮しやすいが比較的寸法変化に関しては安定している | 木粉部分の吸水による寸法変化と日差しによる熱での収縮が考えられる | 寸法変化がほとんどないため、膨潤による目詰まりや収縮による目地の間隙発生がない | ||
耐久性 | 10年ほどで腐朽があり取り換えが必要
(12年の実績あり) |
心材のみ耐久性が非常に高い(10年以上の実績あり) | 2.3年で表面割れが発生する
(国内実績が乏しい) |
イペ、ウリンに比べ、やや劣る
(国内実績あり) |
木粉率によって、大きく異なる | 非常に耐久性が高い
|
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反り・ねじれ | 発生しにくい | 発生しにくい | ふつう | ふつう | 発生しにくい | 発生しにくい | ||
割れ・ささくれ | 発生しにくい | 発生しにくい | ふつう | ふつう | 発生しにくい | 発生しにくい | ||
メンテナンス | 塗装後 | 通常塗装を行わない為、2,3年で表面が白く退化します | 通常塗装を行わない為、2,3年で表面が白く退化します | 通常塗装を行わない為、2,3年で表面が白く退化します | 通常塗装を行わない為、2,3年で表面が白く退化します | 樹脂木専用塗料があるが、樹脂に種類や混合比率により異なる | オイルステイン系塗料は2年ほどで色あせてしまう | |
再塗装 | 可能だが困難
(表面割れが推測される) |
可能だが困難
(表面割れが推測される) |
可能だが困難
(表面割れが推測される) |
可能だが困難
(表面割れが推測される) |
不明 | 2年目に再塗装すれば後は5年程で再塗装 | ||
備 考 | 製材の際、時にラパコールが多い時には皮膚炎を起こすことがあります
また、ハードウッドなのでアクがでます |
木材が酸性であるため釘を錆びさせ、また釘による汚染が出ます。また、雨水によりアクがでます | 雨水によりアクのようなシミができ、施工後の問題になりやすい | トゲやささくれが出るため、素足では歩行できない。また、雨水によりアクがでます | 木材に似せているが、歩行時や手触りが木材とは異質のものです | 単板含浸処理した積層材なので材の収縮等、寸法安定性が良い。 | ||
供給について | 日本向け製材工場が中小規模であり、時間があれば出材は可能だが、納期の把握はむずかしい | 政策により輸出制限があり、出材が悪く日本国内に在庫が少ない | メーカーにより様々 | 国内工場で生産
安定供給が可能 |